6月にみんなで植えた稲が収穫の時を迎えました。

田植え体験に続き、2018年10月16日(火)三郷小学校と三郷北小学校の5年生約220名が、学校近くの田圃で稲刈り体験をしました。夏の間、岡島パスト会長が水の管理や草引きなどを続けて頂いたおかげで、たくさんの稲穂がこうべを垂らし実りました。当日は校長先生をはじめ多くの先生方のほか、学校支援ボランティアの方々が約30名、教育委員会からも約10名の参加を頂く事ができました。

生徒たちは全員が左手に軍手をはめ、右手にノコギリ鎌を持ち、教育委員会の先生の号令で一斉に刈り始めました。事前に鎌の使い方や注意点などを教わってきたのか、手際よく次々に刈り進みました。バッタやカマキリ、カエルなどいろんな生き物たちとも触れ合いながら、1時間もたたないうちに全てを刈り取りました。1本の稲も粗末にしないよう先生からのアドバイスをよく聞いて、刈り取った稲を残さずコンバインに入れ、細かく切られた藁を田圃全体に敷き詰めました。

6月の田植えと10月の稲刈り体験。稲作のこと、食卓で見るお米を大切に思う心、農家の方々への感謝の気持ちなど、きっと生徒たちの心の中に深く刻み込まれた体験になったことでしょう。

青少年委員長 吉川惠司